雨上がりの香り

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小学校の思い出 ②

 

midorinokoneko.hatenablog.com

 

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新しい学校の子達はみんな優しかった。よく話しかけてくれた。

おかげで私は すぐなじむ事が出来た。

その上 転校生っていうのは やはり珍しいらしく、

私の周りにはいつも女子達がいてくれた。

「前の学校で何て呼ばれてたの?」

「あーこ(仮名)。」

嘘をついた。あだ名なんてなかったもん。私もあだ名で呼ばれてみたかった。

それから みんな、あーこ あーこと呼んでくれた。

 

そのうち私は、親友みたいな存在が欲しくなってきた。

みんなでワーワーするのも楽しいけれど、

もっとこう‥‥ガッツリ誰かとコンビを組みたかった。

それと同時くらいに、つまんなくなったのか飽きられたのか、

私の周りから女子達が、ポツリポツリといなくなっていった。

それはそれで不安なものを感じていたのだけれど、

基本的に受け身の私はその様子を見ていただけでした。

 

そんな時、ただ一人残ってくれていた子が みっちゃん(仮名)で。

みっちゃんは私と同じく、決して華やかに目立つようなタイプの子ではなかったけれど

しっかりしていて笑った顔は優しく、実際おだやか〜な女の子でした。

なにより いつも安定して私のそばにいてくれた。

みっちゃんとの思い出を綴っていくつもりだったけれど、

個人が特定する内容ばかりなので控えます。

一言で言えば、みっちゃんとの日々は

 

🌸花が咲いているようだった🌸

 

今現在は、残念ながら みっちゃんとは疎遠になってしまったけれど、

みっちゃんのことは よく思い出す。

なにか自分を見失ってるというか、生き急いでる時、疲れた時に

「みっちゃんの時代に帰ろう」と思うと心が落ち着く。

みっちゃんといた時の私が一番、安心していて、柔らかく、

肩の力が抜けていて、ホワ〜ンと頭も抜けていたから。(髪の毛じゃないよ)

言わば、本来の自分を思い出して楽になる。

 

 

 

 

ありがとう みっちゃん 

あの頃みっちゃんがおってくれたおかげでケラケラ笑えた

青い文集、ちゃんと見たよ

みっちゃんの思い、宙ぶらりんにしてごめん

照れくさかってん

私も親友って思ってた

今日はやけに懐かしくていかん

ありがとう みっちゃん 

どないしてんの

 

 

 

※ たまに、思い切って みっちゃんに

「久しぶりー!」とか言って

電話かけてみようと思いたつ時があるけれど、

突然電話するのも正直こわい。

そんな急にウン十年も経ってから?

「変な宗教の勧誘」と思われない??

などと、ごちゃごちゃ考えてしまって躊躇してしまうのでした。

 

 

 

 

 

 

 

ぜんぜん関係ないのですが、四コマまんがを貼っておきます ↓

( パパと小学生の息子の合作。)

 

 



 

 

読んでいただいて、ありがとうございました。